Question

足首のねんざがくせになってしまった

学生時代からずっとバドミントンを続けていますが、そのころに足首をねんざして以来、同じ場所のねんざを繰り返してしまいます。最近は、ちょっと足をひねっただけでも起きたりします。何かよい対策はないでしょうか。

女性/40代

2024/07/07

Answer

学生時代に足首をねんざして以来、ねんざを繰り返してしまうとのことですが、関節は複数の骨と、それらを結びつける靱帯や関節包で構成され、動いてもはずれない(脱臼しない)ようにできています。ここに無理な力が加わり、骨に過度の負担がかかると起こるのが骨折で、靱帯に過度の負担がかかったときに起こるのが靱帯損傷(ねんざ)と考えられています。


ねんざでも、程度によってはギプス固定や手術が必要となることがあります。

適切な初期治療が行われないことで、靱帯や関節包の機能が低下したり、関節がゆるくなったりする可能性があります。これらが原因で、ねんざや脱臼を繰り返すことがあります。


今回繰り返している症状と過去にスポーツをしていたこととの因果関係については、相談内容からだけでは判断が難しいため、やはり一度足の状態をしっかりと専門の整形外科で診てもらい、状態に合った正しい対処方法をとることが適切と考えます。


受診の際には、これまでの経過がわかるようにメモなどにまとめておくとよいでしょう。

「過去にしていたスポーツとねんざの状況」「今回の症状はいつ頃から」「どのようなことがきっかけで」「どの程度(生活に支障をきたすかどうかなど)」「どのくらい症状が持続するのか」「痛み以外の症状はあるのか」などを医師に伝えてください。


サポーターなどの補助器具は、ある程度の効果があると考えられていますが、限界があるようです。できるだけねんざをしないようなからだの使い方(基本的な身のこなしや敏捷性など)を身につけていくことが大切といわれていますので、その具体的な方法について医師とよく相談をされるとよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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ねんざ

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