耳鳴りの治療はどのくらい続く？

耳の聞こえが悪くなる難聴には、中耳炎や鼓膜の異常などの原因により音が伝わらない「伝音難聴」と、内耳や聴神経の機能が低下して音を感じ取れない「感音難聴」があります。耳鳴りも、音の伝わる経路に異常がある場合もありますが、原因がはっきりしないことも多く、睡眠不足、ストレスからくるもの、そのほかの疾患からくるものもあります。

今の症状や今後の治療を考えていくには、やはり主治医から納得のいく説明を受けることが、必要です。例えば、以下のような点を医師にうかがってみてはいかがでしょうか。

・今の治療を継続することで、どの程度まで症状の回復が期待できるのか

・今の治療の効果は、どのくらい先の時期を目途に判定するのか

・ほかにはどのような治療の選択肢があるか

・はっきりした診断が受けられない場合、確定診断には今後どのような検査が必要か、現在の医療機関で検査が可能か

・内科や脳神経外科など、ほかの診療科で診てもらう必要はないか

ご自身の治療についての疑問や不安は、主治医にお尋ねになり、説明を求めてよいことです。主治医とご相談のうえ、ご自身が納得のいく治療を選択していけますよう願っております。