そばかすをなんとか治療したい

そばかすは雀卵斑（じゃくらんはん）とも呼ばれ、顔、手の甲、腕、背中など露出されている部分にできる小さな褐色の斑点です。色白の人に多く、遺伝的な要素があると言われています。一般に、子どものころ（5、6歳）にでき始め、思春期ごろから目立つようになります。

そばかすの治療には薬物治療のほか、レーザー治療や光治療がありますが、その効果には個人差があります。また、光を多く浴びると再びそばかすが出てくること、治療の内容によっては健康保険適用外（自由診療）となることに注意が必要です。治療を検討する場合は、皮膚科専門医にご自身にあった治療を相談することをおすすめします。

なお、治療をする、しないに関わらず、そばかすは日光の影響で濃く目立ちやすくなりますので、予防には紫外線対策が特に重要です。日傘や帽子、日焼け止め、長袖の着用を普段から心がけるとよいでしょう。