Question

手足口病にかかったあと、子どもの爪がはがれてきた

5歳の子どもが手足口病にかかり、爪がはがれてしまいました。どうしたらいいでしょうか?

女性/30代

2024/06/12

Answer

手足口病は、5歳以下の子どもに多くみられる感染症です。原因となるウイルスの種類は複数あり、感染すると手足や口の中に水疱性の湿疹が現れます。一般的には手のひらや足の裏などの末端に現れますが、時には肘や膝、臀部(お尻)にも現れることがあります。


お子さんが手足口病にかかり、爪がはがれてきたとのことですね。新たな症状が現れ、ご心配のことと思います。


手足口病の原因ウイルスの一つである、コクサッキーウイルスA6に感染した場合、発症から1~2カ月後に、爪に横線が現れたり、爪が浮き上がってはがれることがあるようです。

爪がはがれてしまっても、いずれ新しいものが生えてきます。そのまま自然に治癒するのを待っていただいて良いでしょう。無理にはがさないようにし、衣類などに引っかかりそうな部分があれば、その部分だけ切り取ってあげると良いでしょう。一般的に、小児の場合は、3カ月~半年で生え変わると言われています。

万が一、爪の周りが変色したり、腫れたりなどの異常が見られた場合には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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