Question

「有髄神経線維」は治療が必要ですか?

以前から一方の目に「有髄神経線維」がありましたが、特に症状もなく、眼科医からも治療の必要はないといわれていました。ところが、先日受けた健康診断の眼底検査で、あらためて指摘され、要再検査の指示がありました。現在、特に目に異常は感じられませんが、今後何か病気に発展する可能性があるのでしょうか?

女性/40代

2024/06/14

Answer

目の視神経は、有髄線維といって神経自体が絶縁性の層(髄鞘:ずいしょう)で覆われ、この髄鞘があることにより、神経の伝達速度が速くなります。通常の視神経線維は、眼球から出た網膜の外側では「有髄」で、網膜内では「無髄」神経線維です。網膜有髄神経線維とは、先天的に眼球の中に一部有髄線維が残っている状態をいいます。

本来ならば透明に近い網膜が、髄鞘によって部分的に白く濁って見えるので、眼底写真で容易に確認でき、健康診断の際に眼底検査で初めて発見されることも多くあります。

そのほとんどが無症状のもので、通常、視力や視機能に影響を与えることはありません。


通常、健康診断はスクリーニングをすることが目的のため、医療機関のように詳しい検査は行いません。疑わしい状態があれば、医療機関での鑑別診断がすすめられ、再検査や要精密検査等の指示があります。今回の所見についても、眼科医の診断を受けるようにすすめる意図で指示があったのではないかと思われます。


網膜有髄神経線維は一般的には治療は不要ですが、今後の経過については鑑別診断がつかなければわからないことなので、一度、眼科医の診察を受けてみるとよいかと思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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