Question

乳児湿疹がひどい

生後3カ月の娘の顔に湿疹ができ、頬のあたりは浸出液が出たり赤くなったりしています。耳や首のほうにも症状が広がっているようです。市販のローションを使っていますが、このままでいいのでしょうか?

女性/20代

2024/05/14

Answer

赤ちゃんの肌は弱く、からだのいろいろなところに湿疹ができやすいものです。体質による影響や汚れ、ほこりなどが影響していることも少なくありません。とくに生まれて間もないころは、ホルモンの影響などで脂が多く、乳児湿疹などの皮膚のトラブルが生じやすい傾向があります。また、汗もよくかくため、夏場は汗腺の目詰まりを起こしやすく、皮膚のトラブル、悪化の原因となりがちです。

肌の脂を落とすためには、刺激の少ない石けん(子どもの肌に合ったもの)をよく泡立ててから、手でやさしく洗うようにします。その後、ぬるま湯で石けんが残らないようによく洗い流してください。


暑い夏の時期は1日2回、からだを洗うとよいでしょう。汚れのたまりやすい場所は念入りに洗うようにしましょう。石けんは、赤ちゃんの肌に合うものとそうでないものがあるので、使用後に湿疹が悪化する場合は使用しないでください。強くこすると、皮膚に負担をかけて症状が強く現れることがあるので、気をつけましょう。

また、皮膚への刺激は避けたほうがよいので、熱いお湯での入浴は控え、入浴後はからだをよく乾かしてから服を着せるようにします。


皮膚を清潔に保つことで改善していくケースがほとんどですが、湿疹がひどく、入浴すると痛がったり、強いかゆみがあったり、症状に変化がみられる場合は医療機関を受診しましょう。医師の指示により一時的に強めの塗り薬を使うことがあります。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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