足の親指の付け根の痛みが治らない
1カ月以上前から、左足の親指の付け根の骨が出っ張った関節部分に痛みがあります。外反母趾なのかと思いましたが、見た目に変形などなく、普通に歩けます。しばらくはこのまま様子を見ていてよいのか、それとも整形外科を受診したほうがよいのか教えてください。
女性/30代
2024/04/28
左足の親指の付け根の関節部分に痛みがあるけれど、関節の変形などもみられないので、すぐに病院を受診すべきかというご相談ですね。
まず気にされている外反母趾の特徴的な症状は、足の親指の付け根の関節が足の内側に“くの字”に曲がり、付け根の関節に痛みが出ることです。また、炎症を起こすと、付け根の関節部分をさわったり靴などがふれたりするだけで痛むこともあります。
外反母趾のほか、足の親指の付け根付近が痛む原因は、関節の炎症、靴が合わない、体重の増加、運動不足による筋力の低下などもありますので、相談内容からだけでは原因を特定することは難しいのですが、変形がないことから、外反母趾の特徴的な症状はみられないようにも思われます。
いずれも痛みが改善せず1カ月以上続いていることから、専門の整形外科への受診をおすすめします。
生活面では、慢性的な足の関節の炎症がある場合には、足に合った靴や足底板(靴の中敷き)の使用、痛みがないときの適度な運動、痛みがあるときには安静にする、炎症を抑えるための湿布や塗り薬の使用などがあります。
ただし、専門の医師の診察による正しい診断のもと、状態にあった対処の方法をとることが症状を改善する近道でしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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