誰にも頼れず末期がんの母を看護
母親が「末期がん」と診断され現在闘病中です。突然のがんの宣告に母親はショックを受け、病気の進行状況や治療効果についても聞きたがらず、息子である私が主治医とのやりとりをしています。ほかの親族にも病気であることを知られるのを嫌がるため、私自身も頼る人がいません。がんが進行していく母親をみて、心身ともにつらくやるせない思いです。
男性/30代
2024/04/29
つらいお気持ちを抱えながらの毎日に、心労は非常に大きいものだと思います。
末期がんなどを患う方への対応は、ご本人の性格や考え方、周囲の環境、家族などサポートする立場の方々の状況によって、最適な方法というのは異なってくるものだと思います。
ただし、治療においては、患者であるご本人の希望や意思を尊重することが一般的です。お母様は、病気の進行状況や治療効果について知りたがらないとのことですが、今後の治療に関しては、緩和ケアを希望するなどのお考えもあるのでしょうか。また、主治医の先生は、お母さまが自身の現状を知りたくない、という思いをご存じでしょうか。
もし主治医とこの点について十分に話し合えていないようでしたら、お母様の気持ちを伝えた上で、今後の治療方針について再度話し合ってみることはいかがでしょうか。セカンドオピニオンなども患者本人の希望次第で必要性が変わってくるかと思います。
また、医療相談室などが病院内にあるようでしたら、ソーシャルワーカーが、さまざまな相談に乗ってくださると思います。そういった場所でもぜひご相談され、一緒に良い方法を考えていけると良いと思います。
そして、お母さまを看ていらっしゃるご相談者の健康もとても大切なものです。少しでも減らせる負担がないか、入院先のソーシャルワーカーなど相談できそうな方にサポートしてもらうことをおすすめします。大変な毎日だからこそ、あなた自身の心身の状態にも注意を払ってくださいね。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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