Question

肩が痛くて腕が上がらない

肩が痛くて腕が上がらず、日々、不自由を感じています。整形外科に通っていますが、改善の兆しがなく、整骨院などの受診も考えています。

男性/40代

2024/04/22

Answer

肩の痛みは、原因にもよりますが、年齢による影響に加え、長年の生活習慣が影響して現れることもあり、症状が出てくると、改善するまでに時間を要することが多い傾向にあります。一般的な治療として、原因によって異なりますが、痛みが強いときには安静を保ちながら、炎症や痛みを抑えるための内服薬や外用薬のほか、局所への注射などが有効といわれています。


上記のような保存的な治療で症状が軽くなることが多いものの、状況によっては、時々痛みが再発することもあります。石灰が沈着する場合には、肩を動かしたときに周囲の組織と触れ合い、炎症が治まらないことで痛みが続くことがあります。痛みが強く、長期化する場合は、肩関節や生活に支障をきたすことがあるため、手術が検討される場合もあります。


一般的に痛みが和らいできたら、ホットパックや入浴で肩関節の拘縮(こうしゅく:固まって動きにくくなった状態)を防ぎ、筋肉を強くするためのリハビリテーションなどの治療を主治医の指示のもとで行っていきます。

整骨院などでマッサージを受ける方もいますが、通常、整骨院では捻挫や打撲などの急性の外傷を除き、健康保険は使えず、また病状がはっきりわからない状況で治療を受けることでかえって患部に負担をかける場合もあります。

したがって、主治医にその可否や、症状に変化がなくお困りの状況を伝え、セルフケアの方法、治療の選択肢、今後の回復の見通しや経過の見方などについて相談されることをおすすめします。整形外科には理学療法を兼ね備えている医療機関もあります。その有効性や可否についても主治医に相談なさってみてください。


一般的に、肩の痛みの改善には、ご自身で行う肩のセルフケア(体操など)も大切です。ただし、リハビリやセルフケアは状態にあわせて段階的に行う必要があるので、症状の変化を見比べるためにも、1つの医療機関で治療を続けていくことがすすめられます。


つらい症状が続くと、精神的にも負担を感じることがあるかと思います。その日の負担をできるだけ翌日に持ち越さないためには、毎日の入浴はシャワーだけでなく、ゆっくり湯船に浸かると水圧によるマッサージ効果が得られて筋肉の緊張が和らぎ、血行がよくなって痛みの緩和に効果的なことがあります。温めてもよい状況かを医療機関でご確認のうえ、試してみてはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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