Question
肝機能検査で数値が悪化し経過観察に
これまで健康診断ではすべてA判定でしたが、今回は肝機能の数値が上がり、B判定で経過観察となっています。特に心当たりがないので、さらに悪くならないか不安です。注意したほうがよいことはありますか?
男性/40代
2024/04/12
Answer
健康診断の結果の判定は、健診機関が独自に決めています。一般的にB判定は「軽度の異常はあるが、日常生活に支障なし」という結果になります。健診を受けた医療機関は「再検査の必要なし、経過観察でよい」と判断していると考えられますが、気になることがある場合は健診機関に直接電話などで問い合わせてみることをおすすめします。
肝臓の働きは日頃の生活習慣に左右されやすいものですが、肝臓は予備能力が非常に高く、多少の障害があっても正常に機能し続けます。適度な運動と休養、規則正しい生活、栄養バランスのよい食事を心がけて肝臓を守りましょう。
ご参考までに日本人間ドック・予防医療学会による肝機能の判定基準は以下になります。
●ALT(GPT):基準範囲:30以下U/L、要注意:30-50、異常値:51以上
●γ-GT(γ-GTP):基準範囲:50以下U/L、要注意:51-100、異常値:101以上
健康診断の結果については判定を行う医師の判断によるのですが、一般的にいずれかの数値が異常値に該当する場合、受診が必要と判断されます。ALTは肝臓の細胞に多く含まれる酵素で、数値が高い場合、肝臓の炎症、肝臓に脂肪がたまっている(脂肪肝)、飲酒による影響などが考えられます。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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