遅延型アレルギーの症状が落ち着かない

遅延型アレルギーが判明してからも体調不良が続いているとのこと。食物アレルギーとは、特定の食品を摂取した際に、からだが過剰な免疫反応を起こすことで、さまざまな症状を引き起こすものです。

食物アレルギーは、食物を摂取して2時間以内に症状が起きる即時型アレルギーと、数時間以上たってから起きる遅延型アレルギーに分けられます。 遅延型アレルギーによる症状は多岐にわたります。即時型アレルギーの代表的な症状はもちろん、メンタル面や過敏性腸症候群といった症状なども含まれます。

アレルギー疾患の増悪を防ぐための治療の原則は、感作アレルゲンの回避で、一定期間、原因となる食物の摂取量を制限して腸内環境を整えます。改善がみられれば摂取頻度や量を調節することで、その食物を再び食べられるようになります。

しかし、食事や栄養面に配慮されていても体調不良が続いているようなので、まずは主治医に相談することをおすすめします。ご自身の状況について、主治医に十分理解していただき、これまでどう対処してきたか、どのようなことで困っているかなどについて、具体的に伝えるとよいでしょう。