五十肩がリハビリをしても治らない
先月から左肩の具合が悪く、痛みで腕を水平よりも上にあげられなくなり、受診したところ、五十肩と診断されました。以来、リハビリを受けたり、運動を続けても一向に改善しません。同じ治療を続けていて大丈夫でしょうか?
女性/50代
2024/03/04
左肩が肩関節周囲炎(五十肩)と診断され、リハビリテーションや運動療法を続けているが改善しないとのこと。
五十肩は中高年に多く発症し、明らかな誘因がなく肩に痛みが生じ関節の動かしづらさが出てきます。急性期、拘縮期、回復期と3つの病期があります。多くは1~2年で自然に治ったり、軽減しますが、症状の程度や持続期間は個人差があります。
急性期は炎症による安静時の痛み、夜間の痛みが特徴ですが、動かそうとすれば動かせます。拘縮期は炎症と痛みは軽減しますが、関節の動きが制限され、衣服の着脱ができないなどの日常生活への支障もみられます。回復期は徐々に動きが回復します。
このように五十肩は病期によって症状が変わるので、治療法も違ってきます。痛みを我慢しても動かすほうがよいのか、可動域やリハビリの仕方は病期によって異なります。
リハビリはご自身の状態に合わせて段階的に行う必要があるので、症状の変化を見比べるためにも、同じ医療機関に継続して通い、症状やセルフケアなどについて相談していくのが治すために効果的な方法です。
つらい症状が続くと、精神的負担も大きくなっていくことと思います。担当医と今後の経過の見方やセルフケアの方法などについて、よく相談されてみてはいかがでしょうか。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
関連する病気
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。