左あごの違和感が続く

あごの関節には筋肉や神経が集まり、食事や会話時などに連動して動きます。関節やその周囲に何らかの原因が生じると、痛みを感じたり、口が開きにくくなったり、あごを動かすときに音がしたりすることがあります。そのほかにも、あごに悪い癖、姿勢の悪さ、かみ合わせの問題、精神的ストレス、外傷など、複数の原因が組み合わさり、症状に現れる場合も多くみられます。

あごの関節や筋肉に痛みがあるときは、大口を開けたり、あごに負担のかかる硬い食品をかんだりすることは避け、あごに負担をかけないようにします。日中の持続的な軽いかみしめや、頬づえをつくなど、自覚できる癖がある場合には、意識してやめるようにしましょう。普段からよい姿勢を心がけ、ストレスをためないようにリラックスして過ごすことも大切です。

あごの違和感や痛みが続いているようなので、あまり無理をせず、かかりつけ歯科医への受診をおすすめします。より専門的な診察や検査が必要な場合、総合病院などの口腔外科専門医を紹介されることもありますが、まずは身近な歯科医院に相談してください。