Question

適応障害で休職が続く子どもが心配

30歳の息子が適応障害と診断され、休職しています。当初は1カ月程度の予定が半年経っても心療内科に通っており、子どもの今後のことが心配です。主治医に病状を確認したいのですが、本人に診察への同行を拒否され、不安が増しています。

女性/60代

2024/02/24

Answer

息子さんが適応障害で休職しており、先が見通せず不安を感じているとのこと。きちんと治療も続けているとのことで、回復を信じて待つ姿勢が大切ではと思いました。ただ、信じて待つといっても、見通しの立たない状態ではご自身が不安に感じるのは当然のことと思います。今後どうすることがお子さんの負担とならず、よりスムーズに回復をサポートできるのかなど、わからないことも多いと思います。


どのように回復をサポートしたらよいかについて、これまでの経過をよくご存じの主治医にお尋ねになることは、大切なことだと思います。息子さんが同行を拒否されるようでしたら、ご相談者が1人で受診し、家族として相談するのも1つです。ただ、その場合はご本人にも了解を得ておくことが必要です。サポートしていくために、自分も相談したいと伝えてみてはいかがでしょうか。

主治医の見解を聞くことで、今は回復しているように見えない状態だったとしても、今後の治療の方針や方向性がわかると見通しが立ちやすくなり、安心感につながるのではないでしょうか。また、家族としてどうかかわっていけばよいかについてもアドバイスいただけるのではないかと思います。なお、医療機関によっては家族相談の料金を設定しているところや、家族からの相談を受けていない場合もあるので、お子さんの通院先にお問い合わせください。


また、信頼のおける家族や友人などに話すことで気持ちが整理され、それだけで楽になることもあります。お1人で抱え込まず、周りの方にもこころの内を話されてみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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