Question

子どもの矯正歯科治療の方針に迷う

14歳の息子は昨年まで歯科矯正をしていました。矯正歯科医からあごのゆがみがあるため、あごの外科手術が必要で18歳になったら手術を行うこと、また、2本の親知らずの抜歯をしたほうがよいことを説明されました。この治療方針でよいのか、やや不安があります。

女性/40代

2024/02/03

Answer

矯正歯科医から顔のゆがみを指摘されたとのこと。「顎(がく)変形症」があるのかもしれません。顎変形症であれば、手術は18歳以上になります。18歳前ではまだ成長期にあると考えられるからです。現在はあごの手術の待機期間ということでしょう。


親知らずの抜歯を提案されたとのことで、顎の外科手術をする医療施設での専門医の診断でしょうか。

たとえば親知らずが隣の歯を圧迫しているような場合は、親知らずを抜いてからあごの手術をすることもあります。抜歯の提案が専門医の判断なのかが重要です。お子さんのかかりつけの矯正歯科で外科手術をするのであればよいものの、親知らずの抜歯と外科手術が別であれば、紹介状をもらって、大学病院などの専門医のいる施設で総合的に診てもらったほうがよいでしょう。治療方針に不安があるなら、セカンドオピニオンを求めることもすすめられます。

また、歯科矯正は保険適用外ですが、顎変形症の治療は一般的に保険適用になります。あわせて、かかりつけの矯正歯科医に確認しておくとよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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