インフル後に耳の痛み。大人も中耳炎になる?

2024/01/15
インフルエンザの治療後、耳の痛みやめまい、聞こえにくさが残っています。大人でも中耳炎にかかりますか? 解熱鎮痛薬などの市販薬で様子をみても大丈夫でしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
インフルエンザの治療後も、耳の痛みやめまい、聞こえにくさの症状が残っていて、中耳炎を心配されているのですね。
中耳炎は、おもに子どもがかかる病気と思われがちですが、大人でも発症することがあります。特にインフルエンザやかぜ、疲労などで免疫力が低下してしまっていると、中耳炎にかかりやすくなります。
大人は子どもよりも耳の構造上、中耳部分が広く、膿がたまりやすいといわれています。そのため、中耳炎を発症すると症状が悪化したり、長引いたりすることが多いようです。ご相談者の症状や経過から考えると、中耳炎を併発している可能性は否定できないと思われます。
耳の痛みの緩和するために、解熱鎮痛薬を使用したいとのことであれば、薬局の薬剤師にご相談のうえ、服用することをおすすめします。もし、お手元にある薬を服用する場合でも、添付文書をよく確認し、用法用量を守って服用してください。
解熱鎮痛薬を服用することで、耳の痛みが一時的に和らぐかもしれませんが、もし中耳炎を併発している場合の根本的な治療にはなりません。解熱鎮痛薬の服用はあくまでも応急処置と考え、必ず医師の診察を受け、必要な検査や治療を受けることをおすすめします。


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