月経周期が短くなったのは更年期のため?
30日前後の周期だった月経が、月に2回起こるようになりました。年齢的に更年期に入ったためかと思いますが、今のところ出血量に変化はなく、のぼせなどの更年期症状もないものの、婦人科を受診したほうがよいでしょうか?
女性/40代
2024/01/08
月経の周期に変化が現われたとのこと。月経が乱れる原因には、ホルモンの分泌が関わっています。ホルモンの分泌は、体重の変化・心身のストレス・疲れ・偏った食事など、ちょっとした環境や生活のリズムの変化により、変調をきたしやすくなります。そして、出血量が減る、周期が乱れるなどの原因となり、一時的に周期や出血量に変化がみられることがよく起こります。
一般的に、40歳を過ぎたころから月経の周期は次第に短くなることが多くなります。月に2回の月経があることも珍しくありません。
しかし、月経が長引き、頻繁になることで、貧血になる場合があります。また、婦人科系の疾患があることが月経に影響していることもあるため、婦人科で異常がないかどうか、経過をみてよいものかどうかを確認しておくことをおすすめします。
更年期といわれる時期には、個人差がありますが、閉経前後の10年間をいいます。閉経を迎える平均年齢はおよそ50歳です。更年期の始まりは45歳くらいからになり、月経の乱れが起こりやすい時期になります。次の月経が始まるまでに日にちがあるのに月経が始まるような場合、年齢が40代後半以降だと、閉経が近いことも考えられます。
婦人科を受診するにあたり、基礎体温を測定しておくと、診断の助けになります。基礎体温が高温相と低温相になっているか、排卵して(排卵時は体温が低温相より低くなる)いれば、14日前後(高温相)で月経が起こります。また、もし婦人科検診を受けていなければ、年1回の子宮がん検診を受けることをおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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