パソコン作業中に下まぶたがけいれんする
終日パソコンに向かう仕事のため、仕事中に片方の目の下がピクピクとけいれんするときがあります。原因や、けいれんを防ぐ方法を教えてください。
女性/40代
2023/12/28
パソコン作業を長時間行うなどで目が疲れているときに、ピクピクするようなけいれんが目の下に起こることは珍しくありません。こうしたけいれんの症状は、下まぶたの筋肉から始まり、顔面の片側のみにみられることが多いです。時に、頬や口の周りに広がることもあります。疲れや緊張などが重なると症状が出やすくなるため、早めに休憩をとることが予防や対策となります。
パソコン作業の合間に休憩をとるなどの対策をしても、けいれんが続く場合や、広がりがみられる場合には、受診をおすすめします。症状が強くなった場合は、治療(内服薬や注射など)をすすめられることもあります。
また以下に、日常生活やパソコン作業時の留意点をご紹介します。
●パソコンや資料などを見るとき、あまり目を近づけすぎないで一定の距離(40cm程度)を保つ。
●1時間のパソコン作業に対し、10分程度または1~2回程度の小休止をとる。連続した作業時間が1時間を超えないようにする。
●パソコンのモニターを下目遣いで見る角度にする。
●長時間同じ画面を見続けると、まばたきが減るため、休憩中や作業中は意識してまばたきをする。また、休憩中は遠くをみる、目を閉じるなど、目の筋肉を緩めるようにする。
●電車内など揺れている状況で、読書やスマホなどの電子機器を見ることは避ける。
●睡眠時間は約6時間必要といわれている。
●姿勢をよくするように心がける。
●帰宅後は、ぬるめの湯にゆっくり浸かり、リンパや血液の巡りをよくしてリラックスさせる。
●蒸しタオルや市販のホット・アイマスクなどで目を温める方法も。
●パソコン作業の際は肩を動かさないことが多く、リンパや血流が滞り、老廃物がたまりやすい。作業の合間に肩の上げ下げ、首や腕を回す、ストレッチなどでからだの筋肉をほぐすようにする。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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