ダイエットの効果が出ないのはクッシング症候群のため?
2年ほど前から太りはじめたので、食生活改善や運動を行うなどでダイエットに取り組んできたものの、ほとんど効果がありません。何か病気の可能性がないか調べたところ、自分と似た症状がみられるクッシング症候群というのを見つけました。この病気の相談は何科になるのでしょうか?
女性/40代
2023/11/26
数年前から太り始め、生活習慣を改めるなどダイエットを試みても効果が上がらないとのこと。からだの症状からクッシング症候群の可能性があるのではないかと思われたとのこと。
クッシング症候群は、副腎から分泌されるコルチゾールの作用が過剰になり、特徴的な身体徴候を現す病気です。特異的な身体徴候として、顔がむくんで丸くなる(満月様顔貌)、おなかは出ている一方で手足などがやせて細くなる(中心性肥満)、両肩にこぶのような脂肪がつく、皮膚が薄くなる、皮下出血などがあります。また、非特異的な身体徴候としては、高血圧、月経異常、にきび、多毛、浮腫、骨粗鬆症、精神異常などがあります。検査は血液検査、尿検査、MRI検査、腹部CT検査などで診断を行いますが、どのような検査が必要かは医師が判断します。
クッシング症候群、またはほかの病気の可能性については、さまざまな症状があり、症状だけで判断するのは難しく、内分泌内科を受診して相談するのがよいと思います。医療機関を探す際は、日本内分泌学会の専門医が在籍する施設から選ぶとよいでしょう。受診にあたっては、事前に診療時間や紹介状・予約の有無などについて問い合わせることをおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
関連する病気
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。