高齢の親の逆流性食道炎が悪化。生活上の注意点は?
78歳の母の相談です。数年前に逆流性食道炎と診断されました。ここ数カ月は薬が効かず、少し前かがみになるだけでも胃酸が上がってくるようで、時折、激しくせき込むなど、症状に悪化がみられるようです。近いうちに胃腸の内視鏡検査をする予定ですが、今後の生活上の注意点などがあれば教えてください。
男性/40代
2023/11/11
お母様の逆流性食道炎の服薬効果がなくなっているため、近く胃腸の内視鏡検査をされるとのこと。
逆流性食道炎は、消化器のごく一般的な病気で、通常の治療は必要に応じた服薬とともに、生活習慣の改善が基本といわれます。症状が強いときは薬の調整を行います。
78歳という年齢から、食道と胃の境目にある胃の入口を締める筋肉が年齢とともに緩くなることや、年齢とともに前傾姿勢になりやすい傾向などが関係していることも考えられます。日常生活の工夫などついては、消化器内科医に具体的なアドバイスを求めるとよいでしょう。以下、逆流性食道炎の場合に、一般的に生活上で避けたい点についてお伝えします。お母様にあてはまる点がないか、留意いただければと思います。
●食べすぎや早食い。
●食後すぐに横になる(食後2時間程度は避ける)。
●高脂肪の食品や消化に時間のかかる食べ物を多くとる。
●炭酸飲料を多く飲む。
●就寝直前の食事(食後3時間以上経過してからの就寝が望ましい)。
●酸味の強いもの、激辛のもの、熱すぎるものの摂取。
●長時間にわたる前かがみの姿勢。
●喫煙や過飲酒。
●ガードルなど腹部を強く圧迫する衣類の着用。
●肥満。
●過労やストレス。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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