Question

適量の飲酒はHDLコレステロールを増やす?

60代の夫が脂質異常症で服薬中です。適量のアルコールはHDL(善玉)コレステロールを増やして、病気の改善に役立つと言って飲酒をやめようとせず、心配しています。また、アルコールの適量はどのくらいなのか、教えてください。

女性/50代

2023/11/10

Answer

ご主人が言われるように、一般的には飲酒量が「適量」であれば、HDLコレステロールを増やすとされています。

通常の適量について、厚生労働省は「健康日本21」の中で「通常のアルコール代謝能を有する日本人は、節度ある適度な飲酒として、1日平均あたり純アルコールで20g程度」と定義しています。アルコール20gとは、具体的には次のようになります。


●ビール中ビン1本(500mL)

●日本酒1合(180mL)

●ウイスキーダブル1杯(60mL)


この数値は、日本人や欧米人を対象にした大規模な疫学研究で、アルコール消費量と総死亡率の関係から導き出されました。

ただ、この数値がすべての人にあてはまるわけではなく、一般的に女性は、男性の2分の1から3分の2程度に飲酒量を減らすこと、フラッシング反応(顔面紅潮・吐き気・頭痛・眠気)を起こす人や65歳以上の高齢者は飲酒量を控えることが推奨されています。


ご主人の場合はすでに脂質異常症で薬物療法を受けているとのことで、まずは主治医に飲酒の件を相談し、全身状態などを含め、トータルに判断してもらうことをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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