健診で胆嚢ポリープを指摘された
健康診断で「胆嚢ポリープ様のものがある」と指摘されました。大きさは約10㎜です。すぐに精密検査などを受けたほうがいいでしょうか? 生活習慣病の予防に食事の見直しや運動をして、1カ月で約3kg減量しました。胆嚢ポリープの改善にも役立つでしょうか?
男性/40代
2023/10/31
胆嚢ポリープは、胆嚢の内側の粘膜が、瘤(こぶ)のように膨らんでいる状態の病変です。通常、痛みなどの自覚症状はなく、大きさに変化がないかを定期的な検査で経過をみていきます。一般的には、10㎜以上の大きさが、精密検査の目安になります。
ご相談者の健診結果の判定には、どのような指示があるでしょうか。通常「経過観察」のほか、「再検査」「精密検査」のいずれかの指示があると思います。まずは、今回の健診結果の指示を確認いただき、その指示に従うのがよいと考えられます。
ご相談者は、胆嚢ポリープの大きさが10㎜程度ということで、指示が「経過観察」になっていた場合でも、一般的な精密検査の目安を考えると、念のため内科、消化器内科、肝胆膵内科などを受診し、今回の結果と今後の管理などについて相談するとよいと思います。
ポリープの種類にもよりますが、最も多いコレステロールポリープの場合、脂肪をとりすぎない食事、積極的にからだを動かすことが大切といわれています。
ご相談者は、1カ月で3kgの減量をされたとのことですが、一般的に、肥満を予防する対策は、コレステロールポリープの予防にもつながると考えられるでしょう。医療機関の受診の際に、生活上の注意点などもあわせてご相談してみてください。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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