夜遅い食事の対策は?
太り気味なので減量をしたいと考えています。夜遅い食事は太ると聞きますが、仕事の関係で、夕食が毎日かなり遅い時間になってしまいます。何かよい対策はありませんか。
男性/40代
2021/12/21
体重は、活動で使ったエネルギーより、食べたり飲んだりして摂取したエネルギーのほうが多いと増加します。食べ過ぎと運動不足が太る原因ですが、食べ方が原因になることもあります。例えば、朝食を抜く、夜遅い時間の食事、早食いの傾向などがあると、太りやすいことがわかっています。
摂取エネルギーを減らし、運動量を増やすことが減量の基本ですが、最初は食事のリズムを整えながら、食べ方や食品の選び方を注意することから始めましょう。食事のリズムを整えるには、まず朝食をきちんととることが大切。朝食を抜く人は、朝食をとる人より太りやすいといわれます。
遅い時間の夕食は脂肪を蓄えやすいので避けたいものですが、どうしても遅くなる場合は、夕方に軽く食べる「分食」をおすすめします。「分食」は間食とは違い、夜遅い時間の夕食の量を減らすことを前提に、一部を前倒しして食べる方法です。
メニュー例としては、おにぎり1個と春雨スープ、肉まんとお茶、バナナとヨーグルト(小)1カップなど、少量の炭水化物や果物などがおすすめです。帰宅後の夕食では、ご飯などの炭水化物を控え、野菜とたんぱく質が中心のおかずにします。
例えば、湯豆腐と野菜料理、卵焼きと野菜たっぷりの豚汁、冷しゃぶとほうれん草のお浸しなどが向いています。また、22時過ぎの食事になる場合は、揚げ物、菓子パンなどの油脂が多いものは避けるようにしましょう。
食べ方については、ゆっくりよく噛んで食べることが食べ過ぎを防ぎます。野菜や汁物を先に食べることも早食いを防ぐよい方法です。自分に合った方法で、よい習慣を身につけてください。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。