子宮筋腫の手術。腹腔鏡や子宮鏡下で受けたい

2023/10/02
子宮筋腫の手術を受ける予定です。通院中の病院では開腹手術となり、10日ほど入院するとのことですが、腹腔鏡か子宮鏡での手術を受けたいと思っています。これらの手術をしている病院をどのように探したらよいか、アドバイスをお願いします。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
一般的に子宮筋腫の手術は、子宮そのものを摘出する「子宮全摘術」と、筋腫のみを取り除く「子宮筋腫核出術」があり、手術方法は子宮筋腫のできた場所や大きさなどによって決められます。
腹腔鏡下手術は開腹手術に比べて、傷は小さいものの、高度な技術が必要であり、出血量が多くなります。子宮鏡下手術は、子宮内腔にある筋腫やポリープが適応になります。開腹手術は、筋腫の数が多い、大きい、筋腫が子宮頸部にあるなどの場合に行われます。
婦人科の手術を考えるときは、手術件数も含め、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医が在籍かどうか、日本産科婦人科内視鏡学会の認定研修施設(腹腔鏡下手術を年間50例以上実施しており、常勤の技術認定医が1人以上在籍)になっているかどうかを参考にされると安心です。
ご相談者の場合、通院中の病院では開腹手術となるとのこと。腹腔鏡や子宮鏡での手術ができない理由があると思われるので、それを医師に確認され、納得したうえで治療を選択されることがとても大切です。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。