Question

子どもの尿道下裂。早く手術をするべき?

2歳半歳の息子が近隣の泌尿器科で、尿道下裂と診断されました。大きな病院への紹介状を書いてもらい、手術を提案されました。やはり早く手術をするべきなのでしょうか?

女性/30代

2023/09/26

Answer

お子さんの尿道下裂について、早く手術をするべきかとのご質問です。

尿道下裂は、尿の出口が陰茎の先端よりも手前に開いている尿道の病気です。飲み薬で治すことはできず、成長に伴って自然に治ることもない先天的な形態異常ため、治療は手術となります。尿の出口を先端に新しく作り、曲がった陰茎をまっすぐにすることが目的です。


尿道下裂では、陰茎の湾曲とともに、排尿するときに尿が飛び散ったり尿が前に出ないために、立って排尿ができなかったりする生活上の不都合も生じます。ときに停留精巣との合併や性分化の異常を伴うこともあります。成人期まで放置されると、性交が困難になることもあります。そのため、排尿に伴う羞恥心が芽生える前に、また手術への恐怖感が少ない1~2歳、遅くとも3歳までに治療することが望ましいとされています。


手術で作られた尿道は陰茎とともに成長し、手術後は排尿などに問題がないか経過を観察していきます。術後は亀頭が露出している形になりますが、亀頭の清潔が保ちやすく、大人になって包茎に悩むこともありません。小児泌尿器科で手術の実績があり、日本小児外科学会、日本小児泌尿器科学会の認定専門医がいる医療機関で、なるべく早く治療されるとよいでしょう。すでに大きな病院への紹介状を得ているとのことなので、ぜひ受診をご検討ください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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