肉の食べすぎはがんのリスクにつながる?

2021/12/21
食の欧米化はがんの要因になると聞きました。肉の食べすぎは、よくないことですか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
これまでに行われた、がんのリスクに関する研究で、がんの要因に食生活が関っていることが明らかになっています。
肉については、赤肉や加工肉の摂取が大腸がんのリスクを上げる可能性があるとされています。赤肉は、牛肉・豚肉・羊肉などを、加工肉はハム、ベーコン、ソーセージなどを指します。
ただ、日本人はこれらの摂取量が欧米に比べて少ないことから、日本人の平均的な摂取量の範囲内であれば、赤肉や加工肉を食べることが、大腸がんの発症に与える影響はないか、あっても少ないと考えられています。
肉の食べすぎは、エネルギーや脂肪の過多、栄養バランスの乱れにもつながります。偏らずに、いろいろな食品をバランスよくとることが、がんを始め、様々な病気の予防になります。


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