ほうれん草のシュウ酸が気になる、適量は

2021/12/21
ほうれん草にはシュウ酸が多いと聞き、気になっています。摂取量の目安はありますか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
シュウ酸は、植物に含まれる物質で、ほうれん草には多く含まれ、特有のアクやえぐみのもとになっています。シュウ酸は体内に吸収されると、結石をつくりやすくしたり、カルシウムの利用率を低下させたりします。
しかし、ほうれん草に含まれるシュウ酸は水に溶けやすいので、ゆでたり水にさらしたりすると、その多くをとり除くことができます。また、生食用のサラダほうれん草は品種改良され、シュウ酸の含有量が少なくなっています。
野菜の1日の目安量は350g以上で、そのうち、1/3ほど(120g以上)を緑黄色野菜でとることがすすめられています。ほうれん草は緑黄色野菜ですが、同じ食品に偏ると栄養素も偏ってしまうため、1日に小鉢1杯分(70gほど)程度を目安にとるとよいでしょう。


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