不規則勤務で寝つきが悪い
不規則勤務のため、寝つきが悪いことがあります。快眠のために効果的な環境づくりのポイントや日常生活上での注意点を教えてください。
男性/20代
2021/12/21
不規則な勤務で生活のリズムが乱れると、睡眠のリズムにも影響します。私たちが健康な毎日を送るためには、心身の休養となる睡眠は欠かせません。睡眠時間が十分でなかったり、質の良い睡眠がとれなかったりすると、注意力の低下や体がだるいなど、さまざまな不調を起こします。快適な睡眠環境を整えるためのポイントを紹介するので、ぜひ試してみてください。
【寝具】
寝具やパジャマは吸湿性や通気性に優れたものを選びましょう。敷布団は腰が沈み込まないもの、枕は首の後ろの頸椎が自然なカーブを描く高さのものがよいでしょう。
【騒音対策】
外からの音が気になる場合には、二重サッシや厚手のカーテンで防ぎ、耳栓を利用するのもよいでしょう。
【照明】
蛍光灯よりも白熱灯でやや暗めのもの、間接照明が望ましいでしょう。
【室温や湿度】
おおよそ夏は25度、冬は15度、湿度は50%くらいが最適といわれています。エアコンなどで上手に調整しましょう。
そのほか、就寝時刻の1時間前になったら、テレビやパソコン、ゲーム機、携帯電話などはやめて、目を休ませましょう。明るい画面を見続けることは、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制します。温めたタオルをまぶたに乗せると、副交感神経が刺激されてリラックスできます。
なお、質の良い睡眠には、環境だけでなく食事のとり方にも注意が必要です。就寝の3時間前までには食事をすませ、就寝4~5時間前からはカフェインの入ったものはとらないようにしてください。また、寝酒は眠りを浅くし、中途覚醒の原因になりますので避けましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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