Question

乳房の再建手術後、手が動かしにくい

2週間ほど前に乳房再建手術を受け、皮膚を拡張するエキスパンダーを挿入しました。主治医から、1カ月は挿入側の肩より高く腕を上げたり、重いものを持たないよう指示されています。ただ筋力が衰えているのか手が動かしにくく、安静にしていたら腕が上がらなくなるのではと心配です。ネットなどには、挿入側の手や腕も普段どおり使ってよいなどの情報もみられますが、手を使うことで生じるリスクがあれば教えてください。

女性/50代

2023/07/16

Answer

大きな手術後に少しずつ日常生活を取り戻すなかで、挿入側の手の動かしにくさを感じたとのこと。

乳がんの治療には診療ガイドラインがあるものの、エキスパンダー挿入期間中の運動範囲については明確な基準がないようです。そのため、医師によって考え方や方針に違いがあり、患者さんの状況をどう判断するかについても見解が異なるものと思われます。


一般的に、術後の運動範囲(負荷の程度)は、手術中の経過や傷の大きさ、エキスパンダーの大きさを整えるペースなど、状況に合わせて決められているようです。

主治医の指示はおそらく、ご相談者のからだの状態をよく診たうえで判断されたのではないでしょうか。エキスパンダー位置の固定には、運動量も影響します。また、エキスパンダーやインプラントと呼ばれる人工物には感染のリスクもあります。こうした合併症を防ぐためにも、まずは状況を最も把握している主治医の指示に従うことが最善と考えます。現状や今後の見通しについて、改めて相談するとよいでしょう。


ご質問に「筋力が衰えているのか、手が動かしにくく」とあるように、運動が制限されていたため、手術直後には筋力の低下がみられます。また、手術自体が原因ではないものの、肩の筋肉が拘縮して腕が動かしにくくなることも珍しくありません。こうした症状は徐々に回復していくため、焦らずに、指示された運動量で経過をみていくことをおすすめします。

手術後の経過や運動量の増やし方、今後の予定など、新たな疑問・迷いが生じることもあるでしょう。1人で不安を抱え込まず、その都度主治医に質問して解消できるとよいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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