Question

坐骨神経痛のしびれでおならが止められない

坐骨神経痛のため、臀部(でんぶ)や足に時々しびれが出ることがあります。臀部のしびれで感覚がなく、おならを意識的に止められないため、先日は通勤電車内で音が出て困りました。しびれは処方の鎮痛薬を飲んでいるときによく出ます。

男性/40代

2023/04/12

Answer

坐骨神経痛があり、臀部や足にしびれが出るとのこと。臀部のしびれで感覚がないため、通勤電車内でおならが出てしまったとのこと。排泄にかかわる症状は、ご負担が大きいこととお察しします。


坐骨神経痛では、臀部、下肢の後面と外側面に痛みとしびれの症状が出るのが特徴です。原因の多くは、腰椎に整形外科的な変化があることが多く、原因がわかれば原因に対する治療を行います。今回の症状は、臀部のしびれで感覚がないとのことで、排泄に関する症状がある場合は、日常生活にも支障が出てくるので、医療機関での相談が必要な状態と考えます。坐骨神経痛で診察を受けている医療機関であれば、これまでの経過を把握しているはずなので、相談するといいでしょう。


処方の鎮痛薬を使用した後「いつから」「どんなふうに」「どの程度」「どのくらいの間にどのくらいの時間続くか」「どのような状況で」「症状を軽くまたは悪くするような因子はあるか」「主症状に伴う別の症状があるか」などを伝えるとよいでしょう。また、電車内での様子についても詳しく伝えるといいですね。


おならは、腸の動きによって出てくる生理的なからだの反応です。コントロールして完全に止めることはできませんが、腸の動きを整えるようなケアをしていくとよいでしょう。例えば、おなかを壊さないよう脂肪を多く含む食品を控え、からだを冷やさないように配慮するといいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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