子どもの尿量が少ない
2歳の子どもが最近、トイレに行く回数が減って心配です。体調や食欲、汗や涙の出方などはとくに問題ないものの、夕方以降、朝まで排尿がないことが多々あります。家族に代謝性疾患の者がおり、同じような病気ではと不安です。
男性/30代
2023/04/06
子どもの尿量が少なくなる場合、おもに腎機能の変化によるものや感染症などを背景とする可能性があります。また、汗をかいたり、水分摂取量が少ない場合など、生理的な範囲で尿量の減少がみられることもあります。
尿量が少なく、目の周りが腫れている、靴下の跡がくっきりと見えるなどのむくみの症状がみられる、発熱、嘔吐、下痢があるなど、そのほかの症状がともなう場合は小児科などの受診が必要です。しかし、生理的な範囲で尿量が減少している場合は水分補給をして様子をみることもあります。
尿が少ない状態が続いているようでしたら、一度かかりつけの小児科医に相談するとよいでしょう。受診の際には、家族の病気のことも伝えましょう。
お子さんは、体調や食欲、汗や涙の出方などには問題がない様子ですね。もし、夕方以降の水分摂取量が少ないようでしたら、入浴後に水分補給をさせるなど、寝るまでの間に何度か水分をとるようにしてはいかがでしょうか。子どもは体表面積が大きく、代謝も盛んなので、水分補給がとても大切です。一般的に、2歳頃では1日に1350~1500mL程度の水分が必要とされています。
とくに気温や湿度が高い時期は、十分な水分摂取が必要となります。汗をかいていない場合でも、エアコンなどで室内や車内の空気が乾燥している場合には、水分を十分に与えるよう心がけるとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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