口角のあたりがぴくぴくと動く

とくに朝と夜に、片側の口角がぴくぴくする症状が出ているとのこと。通常、健康な人でも過労や睡眠不足などをきっかけに、口の周囲やまぶたの一部がぴくぴくすることがよくあります。

一方、顔面の神経疾患でも、口の周囲のぴくつきが出てくることがあります。疾患症状の特徴は、片側の目の周囲から始まり、次第に頻回となり、口周囲や片側の顔全体に症状が出るようになります。症状は、話したり食べたり、目や口を動かすのをきっかけに出ることが多いです。

神経疾患によるものかどうかは判断が難しいため、症状に変化があれば、医師へ相談するとよいでしょう。受診先は、神経内科をおすすめします。一般に、神経内科は大きな医療機関にしか受診科目がないため、かかりつけ内科があれば、ひとまず受診し、診察を受けた後、神経内科受診について相談するのも方法の1つです。

生活面で症状を改善するための留意点を以下に紹介します。生活面の改善を試みても、症状が1～2週間続く場合は、神経内科か内科を受診し、相談することをおすすめします。

・できるだけ、ゆっくり過ごすようにする

・睡眠を十分にとり、疲れをためないようにする

・患部を温める