Question

親知らずを抜いたら歯ぐきに変化が

親知らずを抜いた後、その周囲の歯ぐき(の舌側)が小さく突出していることに数日経って気づきました。触ると硬く、痛みはないです。腫れているわけでもなさそうですが、舌に当たって違和感があります。放っておいてよいでしょうか?

男性/30代

2023/03/04

Answer

抜歯後の歯肉の状態についてのご相談ですね。

通常、抜歯後の創部は次第に小さくなり、10日程度で閉鎖します。抜歯直後の創部は固まった血で満たされ、段々と新しい歯ぐきの組織にとってかわり、約半年後には完全に治癒する経過をたどります。しかし、何らかのトラブルがある場合、抜歯した付近の歯ぐきに異常な症状が現れます。抜歯後のトラブルとして、痛み、腫れ、開口障害(口が開かなくなる)などが起こることがあるといわれています。これらは、抜歯による侵襲、神経や歯肉などの組織の損傷によって起こったり、創部が感染を起こすことで生じるトラブルです。


ご相談者は抜歯後、数日経ってから今回の症状に気づかれたということで、痛みや腫れもないご様子ですね。また、抜歯部分の歯ぐきの舌側に硬くて小さい突出がみられるとのことで、特に出血もない場合、上記のようなトラブルによって起こった症状とは考えにくいかとは思います。

しかし、舌に当たって違和感がある場合、長期にその部分に接触することで、舌自体が荒れたり、痛みが出たりする可能性も考えられます。また、いただいた内容だけで実際の施術内容や経過、口腔内の状況を把握することが難しいため、気になる症状について主治医に診てもらい、原因や対処方法をお尋ねいただくことをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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