Question

平熱が高めの高齢の母。経過観察でよい?

94歳の母は、週3回デイサービスに通っていましたが、コロナ下以降、37℃以上の体温であれば、デイサービスを利用できないことが多くなりました。母はもともと体温が高めで、37~37.5℃くらいのことが時々あるからです。ほかに症状はありません。デイサービスを楽しみにしており、かわいそうです。体温を下げる方法はありますか? 熱が高めなのは心配すべき状態でしょうか?

女性/60代

2023/02/27

Answer

一般的に成人の平熱は37℃前後とされ、10~50歳前後の健康な日本人男女3000人以上の体温を調べた調査によると、そのうちの約7割は、36.6~37.2℃の間であったと報告されています。

体温は、運動、気温、食事、睡眠など、人の活動によって変動します。また、活動にかかわらず1日を通じて変動しており(日内変動)、通常、早朝が最も低く、夕方が最も高くなります。体温の高低差は約1℃以内です。もちろん平熱には個人差があるので、発熱の基準も一概にはいえません。普段の平熱よりも高ければ発熱ということになります。なお、感染症法では37.5℃以上を「発熱」、38.0℃以上を「高熱」と分類しています。


お母様は37.0~37.5℃のときがあるとのことで、感染症法上は発熱には当たらないといえますが、デイケア施設の決まりに従って、熱が高めのときは残念ながら通所を断念せざるを得ないでしょう。ほかの症状がないのであれば、現時点では、十分な休息、栄養価の高い食事、水分補給を心がける、保温は大事ですが部屋は暖めすぎないよう気をつけるなどのセルフケアで経過をみてよいと思います。


しかし、時間の経過とともに、体力の消耗が激しくなった、食欲がない、熱が上がってきた、熱の変動が激しい、悪寒やふるえ、頭痛、のどの痛み、関節の痛みなどのほかの症状を現すような場合は、すみやかに受診することをおすすめします。

1日4回(朝・昼・夕方・夜)体温を測り、体温表に書き込んで受診の際に持参すると、熱の様子がわかって診断の助けになるでしょう。また、体温を下げる方法ですが、発熱時や熱中症予防のための対策以外には、現時点では明確なものはありません。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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