2歳の子どもが発熱をくり返している

長い経過でのお子さんの体調管理は、はたからではわからないご苦労もおありかとお察しします。

一般的に、高熱が出たあと、食欲が戻るのにしばらく時間がかかることはあります。熱によって消化機能の働きが落ちている、口の中に水疱が出ている、のどが腫れているという場合も食事が進まない原因となります。

また、せきや鼻水などの感冒症状が長く続くことが体力の消耗につながることもあります。そのような場合は、少量でも栄養素がとれ、消化のよい食品を食べさせます。エネルギーになる炭水化物(ご飯やうどん、パン)を中心に、卵や白身魚、ささみ、豆腐などでたんぱく質を補うとよいでしょう。煮込みうどんや雑炊、湯豆腐、茶わん蒸し、野菜を軟らかく煮たスープやポタージュなどがおすすめです。

お子さんが発熱したその後の経過として、とくに問題ないかについて、継続して診てもらっている医師に相談することがすすめられます。その際に、経過が長く、体重が減っていることや、家庭でできることについて具体的に質問していただくとよいかと思います。

また、保育園では給食を何とか食べているとのことで、どのようなメニューをどのくらいの量食べているのか、保育士さんに確認し、食事の促し方などのアドバイスをいただくのも1つです。