Question

健診の結果、腎機能低下のため再検査に

健康診断の結果、腎機能が低下しているため、3カ月以内に再検査を受けるように、とのことでした。お酒の飲みすぎが原因ではと思っているのですが、直前の生活がクレアチニン値などに影響していることはありますか? また、この場合の再検査は何科でどんな検査を受けるのですか?

男性/30代

2023/02/05

Answer

健康診断で腎機能低下の可能性を指摘された場合、まずは診断結果を持って、お近くの内科または泌尿器科で再検査をすることがすすめられます。検査内容は、尿検査(尿たんぱく、尿沈渣など)、血液検査(BUNなど)、上腹部超音波検査などを行うことが一般的です。

ご相談者に必要な検査は、医師が診察をして提案くださると思います。


血清クレアチニン値は、さまざまな要因で上昇します。腎臓の病気以外に、薬物の影響や脱水などでも上昇します。また、筋肉量に比例するので、筋肉量の多い人は高値になります。日内変動があり、肉食後に上昇するので、早朝空腹時がもっとも低値になります。また、アルコールのとりすぎも、たんぱく質の吸収をよくするため、クレアチニン値の上昇に影響するといわれます。


ご相談者は飲酒量に原因があるのではと考えていらっしゃるようですね。アルコールとの適度なつき合い方としては、飲酒日数や飲酒量を確認し、1日もしくは1週間の量や日数を決めます。実際は、休肝日を週2回以上設け、それを継続することで、飲酒量を減らす効果があるといわれています。まずは、ストレスとならないような範囲で取り組まれてみるのはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

関連するキーワード

アルコール
腎機能検査
内科
泌尿器科
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。