Question

帯状疱疹を発症。治ったあとも強い痛み、心身の不調

仕事が忙しく、ほぼ休みなく働いていたときに帯状疱疹を発症しました。患部が治ったあとも痛みが強く、患部以外の皮膚の不調や不眠などがあり、精神的にもつらいです。痛みは皮膚の奥のほうの神経からきているように思います。どうしたらよいでしょうか?

男性/50代

2023/02/02

Answer

非常にご多忙なときに帯状疱疹になり、心身の不調や不眠にお悩みとのこと。からだの苦痛はもちろんのこと、気持ちの面でもご負担を感じやすいこととお察しします。

帯状疱疹による疼痛は、通常、皮疹が出始める前にみられますが、皮疹と同時に現れるもの、遅れて出るもの、なかには痛みが伴わないものもあります。痛みの程度も、軽いものから、夜も眠れないほどの激しいものがあります。多くは、皮疹が治ると同時に痛みは消えますが、まれに皮疹が治ったあとも痛みが続くことがあります。3カ月以上痛みが続く場合を、帯状疱疹後神経痛といいます。


この帯状疱疹後の痛みには、消炎鎮痛薬や神経ブロック療法が適応とされており、痛みをコントロールし、生活の質の低下を防ぐ必要があります。

ご相談者におかれましては、痛みによる心身のつらさに対して、再度受診し、痛みを緩和する方法などについて医師に相談されることをおすすめします。あわせて、患部以外の皮膚の不調についても診てもらってはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

関連するキーワード

神経痛
帯状疱疹
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。