Question

首頸椎症の悪化予防手術のセカンドオピニオンは必要?

首頸椎症との診断で、少ししびれと肩の痛みがあります。痛み止めの薬を服用していますが、何らかの衝撃などでさらに首頸椎症が悪化して手足が不自由になる恐れがあるとの診断を受けています。MRI検査の結果、現時点では手術が必要かどうか微妙なところで、悪化防止の手術を検討してもいいのではとの意見もありました。セカンドオピニオンを受けたほうがいいのか、その場合、どの科を受診すればいいのかアドバイスをお願いします。

女性/50代

2023/01/21

Answer

頸椎症は、首の脊椎の変化によって、首の部分の脊髄が圧迫されるなどの影響を受けて症状が現れる病気です。頸椎や頸髄を診断・治療するのは脳神経外科と整形外科が挙げられます。


頸椎は脳に近く非常にデリケートな場所であるため、首の手術はいずれも慎重に検討します。一般的に、症状がなかなかよくならず進んでいき、筋力低下などがみられるようになった場合は、手術を検討する目安とされています。入院は10日から3週間程度となることが多いようです。


医療機関の選択では、脊髄を専門とする脳神経外科と、脊椎を専門とする整形外科、両方もしくはいずれかの専門医が所属するところをおすすめします。加えて、治療については手術件数が1つの目安になるので、手術の実績がある医療機関、そしてセカンドオピニオン外来があるなどの医療機関を選ぶといいでしょう。主治医とも相談し、一緒に検討いただくとよいと思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

関連するキーワード

しびれ
セカンドオピニオン
整形外科
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。