Question

耳閉感が強く耳抜き時に唸り音が続く

左耳の耳閉感が強く、耳抜きをすると低い唸り音がしばらく続きます。また耳抜きをすると、メリメリと音がします。それとは関連がないかもしれませんが、顎関節症もあり、関節付近で音がします。扁桃腺は大きいタイプです。以前、蓄膿症を患ったことがあります。一時期、頻繁に鼻血が出ました。時々頭痛がありますが、薬を飲むほどではありません。自分では耳管狭窄症だと思うのですが、受診したほうがよいでしょうか?

男性/40代

2023/01/09

Answer

左耳の耳閉感が強く、耳抜きをすると唸り音もしばらく継続するのですね。関連について疑問に思われる症状として、顎関節症の関節症状、扁桃腺は大きいタイプ、蓄膿症の既往、頭痛などもあるとのことで、負担を感じていることと思います。


耳閉感は、かぜなどでの急性・慢性鼻炎、蓄膿症などによって、耳管の開口部付近の粘膜が腫れたり、扁桃肥大や咽頭腫瘍などの、耳管開口部の機械的閉塞で起こります。耳閉感とともに、難聴、自声強聴(自分の声が大きく響いて聞こえる)の症状を伴うこともあります。症状改善には、おもに耳閉感の原因に対する治療(消炎、扁桃切除)や、耳管の通気治療を行います。


今回の症状が耳管狭窄症かを判断することは難しいのですが、ご相談者の症状はかなり強い様子なので、耳鼻咽喉科への受診をおすすめします。どのような原因が考えられ、何らかの治療が必要な状態なのかを確認するとよいでしょう。

受診の際は、状況をよく理解してもらうために「いつから」「どんなふうに」「どの程度」「どのくらいの間にどのくらいの時間続くか」「どのような状況で」「症状を軽くまたは悪くするような因子はあるか」「主症状に伴う別の症状があるか」などを伝えるといいでしょう。また一時、頻繁に鼻血が出ていたこと、蓄膿症と頭痛の関連なども合わせて相談すると安心と思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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