Question

主治医に相談せずにセカンドオピニオンを受けたい

今の主治医に不安があり、セカンドオピニオンを受けたいと考えています。乳腺外科の定期検診で水疱が見つかり、水を抜きました。その際に細胞診を行い、乳がんかどうかなどの判断はまだつかないとのことです。主治医に相談せず、セカンドオピニオンは受けられますか?

女性/50代

2022/12/12

Answer

セカンドオピニオンなどで他の医療機関への相談を検討している場合、まずは心配なことを現在の主治医に相談しましょう。それでも納得がいかない場合や別の医師の意見を聞いてみたい場合に、セカンドオピニオンを利用したほうがご相談者の負担が少ないのではないでしょうか。

セカンドオピニオンを利用する場合は、まずは検査結果ををもとに、ファーストオピニオン(現在の主治医の治療方針などの説明や意見)を聞くことが大切です。主治医の作成した紹介状(診察や検査結果などの情報を主治医が記載した書類)の情報もとに、セカンドオピニオン先の医師が意見を述べるからです。そのため、もう少し詳細を主治医に確認し、ファーストオピニオンをしっかり理解したうえで、セカンドオピニオンの利用がおすすめします。

上記の理由から、主治医へ相談せずに受けることは通常難しいと思われます。特に、ご相談者の場合、細胞診の検査結果が非常に大切だからです。もし、主治医に相談せずに別の医療機関で再度検査や診察を受けたい場合は、通常の受診扱いとなります。しかし、ご相談者のように検査で水を抜く処置を行い水疱がなくなった状態では、一般的に再検査は難しいこともあるようです。

また、医療機関の選択については、乳腺の変化は乳腺外科の専門医であればいずれの医師も対処できます。乳腺外科がある医療機関であることを条件に、セカンドオピニオン外来のある医療機関を検討してはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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