Question

頸部脊柱管狭窄症の手術の前の注意点

頸部脊柱管狭窄症と診断されました。 別の医療機関で手術を受ける予定ですが、それまでに気をつけておくべきことを教えてください。

女性/60代

2022/12/14

Answer

頸部脊柱管狭窄症は、首の脊椎の変化によって、首の部分の脊髄が圧迫されるなどの影響を受ける病気です。手や足のしびれや痛み、力が入らないなどの症状が現れます。日常生活に支障をきたすこともあり、診断を受けられてからの療養は負担が大きいでしょう。頸椎は脳に近いため「脳神経外科」と、頸椎を含む脊椎を診療する「整形外科」の両方の科が重なる部分です。


一般的な日常生活の注意点として、痛みなどの症状が強い時期は、首の安静保持を心がけます。

軽微な外傷でも脊髄へ影響することも懸念されるので、転倒しないように注意します。 ただし、患者さんの病状によって対処が異なるので、首の位置や安静の程度、運動の可否など日常の具体的な注意は、主治医へ相談するとよいでしょう。

また、手術をする医療機関を受診する際は、手続きについて、現在の主治医とよく相談することをおすすめします。受診科目の選択や紹介状の用意、受診予約をする必要の有無など、詳しく聞いておきましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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