Question

健診で「貧血」。糖尿病予防の食事制限のため?

健康診断の再検査で隠れ糖尿病といわれてから約2年。栄養指導と運動を続け、約10kgの減量に成功しました。血糖値やHbA1cも正常値に戻り喜んでいたものの、今度は貧血で引っかかるようになってしまいました。食生活の影響でしょうか?

男性/40代

2022/11/23

Answer

「貧血」とは、血液が薄くなっている状態、すなわち血液中に流れる赤血球数、または赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減少している状態をいいます。

貧血の原因は大きく以下の3つがあります。

●血液をつくる材料不足により、赤血球がつくられないもの

●赤血球をつくる骨髄の異常により、赤血球がつくられないもの

●赤血球は正常につくられるが、出血などで失われてしまうもの


健康診断の場合、貧血の所見に加え「再検査」「精密検査」の判定があれば、指示通りに医療機関を受診する必要があります。貧血の原因になる背景がないか、必要な栄養素がとれているのかなど現在の状態をみてもらい、今後の健康管理にも役立てられるでしょう。まずはかかりつけ医か、最寄りの内科で相談することをおすすめします。

一方、判定結果が「経過観察」なら、指示された時期まで生活面を見直しながら経過をみることになります。特に指示がない場合は1年の経過観察と考えてよいでしょう。


食事制限を続けていると、血液の材料となるたんぱく質不足に陥ってしまうことがあるため注意が必要です。また、鉄分を多く含む食品を毎日とり、鉄の吸収率を高めるたんぱく質のほか、旬の野菜や果物といったビタミン類も一緒にいただきましょう。成人男性の場合、1日に推奨される鉄分の摂取量は7~7.5mgです。高血糖や貧血の改善には、主食と副菜のバランスよく、1日3食をとることが大切です。


〈鉄を多く含む食品の例〉

●肉類……豚レバー7.8mg(1人前60g)、牛ヒレ2.2mg(1人前80g)、コンビーフ缶詰1.7mg(1人前50g)

●魚介類……カキ4.8mg(5~6個250g)、カツオ1.5mg(刺身5切れ80g)、あさり1.5mg(10個正味40g)、あさり水煮缶詰7.5mg(1人前20g)

●大豆製品……豆乳2.4mg(コップ1杯200g)、生揚げ2.6mg(1/2枚100g)、納豆1.7mg(1パック50g)

●野菜類、海藻類……小松菜2.0mg(1人前70g)、水菜1.5mg(1人前70g)、切り干し大根1.3mg(1人前13g)、ひじき2.8mg(1人前5g)

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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