Question
胆のうポリープで経過観察に
健診で腹部エコーを受けたところ、胆のうポリープが見つかりましたが、結果は経過観察との判定。すぐ受診しなくてもいいのでしょうか? 理由として考えられることを教えてください。
女性/60代
2022/11/16
Answer
健康診断で胆のうポリープが見つかったものの、経過観察の判定で、どのような理由が考えられるかとのご相談です。胆のうポリープは、胆のうの内側の壁(胆のう壁)にできるもので、症状がないため、多くは検診などで偶然見つかります。
胆のうポリープには種類があり、一番多いタイプは「コレステロールポリープ」で、コレステロールが胆のう壁に沈着してできる良性のポリープです。細い茎があり(有茎性)、大きさは5㎜以下のことが多く、この場合は特に治療の必要はありません。
今回の検診でも、おそらくポリープが小さく、形状的にも良性の可能性が高いと判断されたと思われます。一般的に10㎜以上の大きさがある場合は、悪性の腫瘍を否定するための精密検査が必要となります。判定の通り、定期的な検診は欠かさず受け、経過を観察していくことでよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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