月経の遅れと出血。妊娠の可能性があり不安

月経周期については、初潮を迎えてから数年程度は周期が定まらないことも珍しくありません。また、周期が安定していてもさまざまなことが影響して月経不順になったり、月経量が変化することもあります。ただし、妊娠の可能性や、出血の状態などから何らかの病気が疑われる場合には自らの健康や生活を守るためにも早めに対処しましょう。

正常な月経周期は25～38日で、その変動幅は6日以内とされており、月経の遅れによって妊娠に気がつく人も多いようです。ただし、普段から周期が不安定な場合には月経や性行為の時期から妊娠の可能性を判断することが難しいため、婦人科または妊娠検査薬での確認がすすめられます。また、今回はおりもののような出血も続いていることから、婦人科の受診が必要だと考えます。

「病院に行きたくない」という気持ちの背景には、さまざまな事情があると思います。現時点では周囲に相談しづらく、婦人科の受診もためらうのであれば、学校の保健室に相談してみてはいかがでしょうか。通常、保健室には医療の専門家である看護師や保健師などのスタッフがおり、悩みや心配ごとを抱える学生の相談に対応してくれます。1人で抱え込まず、信頼のおける専門の方に相談することをおすすめします。