Question

心筋梗塞の予防法を知りたい

心筋梗塞を事前に防ぐには、どんな検査をしておくといいですか? X線検査でもわかりますか? 家族が脳梗塞と、くも膜下出血を患ったため不安です。心筋梗塞の予防法を教えてください。ちなみに、脳梗塞に関してはMRI検査を何年かに1回は行っています。

男性/50代

2022/10/07

Answer

心筋梗塞を防ぐ生活と早期発見のための検査について質問ですね。ご家族の病歴から、自身が心筋梗塞を起こさないよう予防したいとのお考えですね。


心臓は休みなく拍動し、全身に血液を送る働きをしています。心筋(心臓の筋肉)によって心臓がポンプのように動きますが、心筋を動かす酸素や栄養の供給ルートが「冠動脈」です。

人は加齢によって動脈硬化が起こります。冠動脈の動脈硬化が進むと、血管の内側が狭くなり、血流が不十分になるほど狭くなると、心臓を動かす血液が不足する虚血状態になります。このとき、心臓から発する危険信号として、胸痛か胸の圧迫感といった自覚症状を感じ、通常、この症状は長くて15分以内に消失します。これが狭心症です。


冠動脈の狭窄(きょうさく)が進み、完全にふさがって血液が途絶えると、その部分の心筋細胞が壊死し、心筋梗塞に至ります。狭心症よりも自覚症状はより強く、長く感じます。狭心症や心筋梗塞は、総称して虚血性心(臓)疾患ともいいます。


虚血性心疾患の予防は、動脈硬化の進行を緩やかにすることに尽きます。以下の危険因子の除去に努めることが重要です。

●禁煙する

●塩分・糖分・脂肪分をとり過ぎない

●バランスのよい食事をとる

●適度な運動をする

●ストレスを避け、規則正しい生活を送る

●血縁者に心筋梗塞の患者がいれば生活習慣に注意する

●高血圧・糖尿病・脂質異常の予防と早期発見、早期治療

●強い胸痛を感じたら、すぐ病院へ


心筋梗塞は過度の疲労や緊張、暴飲暴食、天候の急変などがきっかけで起こることが多いので、それらを避けることも大切です。胸痛を感じたら速やかに医療機関を受診しましょう。


通常、胸部X線検査では心肥大などの循環器疾患を指摘されることはあります。また、心電図検査で虚血性心疾患の指摘を受けることもあります。動脈硬化を進める要因の高血圧・糖尿病・脂質異常の早期発見はおもに血液検査で可能です。一般的な生活習慣病健診や人間ドックを受けると、心電図検査や血液検査は網羅されているので、年に1回は必ず健康診断を受診することがすすめられます。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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