Question

アレルギー持ち。帯状疱疹ワクチンについて知りたい

20~30代に何度か帯状疱疹をくり返しています。ここ20年くらいは発症していません。高齢者の帯状疱疹は重症化しやすく、神経痛が残ることがあると聞いて、帯状疱疹ワクチンを受けるべきか、迷っています。食物アレルギーでアナフィラキシーショックを起こしたこともあるので、ワクチン接種がこわいという気持ちもあります。ワクチンは受けるほうがよいでしょうか? 受けるとすれば、どの種類のワクチンを選べばよいでしょうか?

男性/60代

2022/09/06

Answer

みずぼうそう(水痘)の原因ウイルスである「水痘・帯状疱疹ウイルス」は、みずぼうそうが治ったあとも神経細胞の中に長期間潜んでいます。通常は、からだの免疫力で抑えられているために発症しませんが、何らかの要因で免疫力が低下すると、ウイルスは活動を再開し、増殖し始めます。ウイルスは神経に沿って皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹が出ます。これを帯状疱疹といいます。80歳までに3人に1人が発症し、高齢になるほど痛みは強く、皮疹が治まったあとも「帯状疱疹後神経痛」という合併症のリスクが高くなります。

わが国では、2016年3月に50歳以上を対象として、子ども用の生水痘ワクチンを帯状疱疹ワクチンとして予防接種することが認められました。ワクチンを接種した人は、帯状疱疹にかかりにくくなり、発症しても症状は軽くなるなどの効果が報告されています。

予防接種は保険適用のない、全額自費負担になります。ただし、自治体によっては費用助成がありますので、ご確認ください。

現在では、帯状疱疹ワクチンは、生水痘ワクチン(製品名:ビケン)と帯状疱疹ワクチン(製品名:シングリックス)の2種類があります。接種回数、効果、費用などに違いがあります。予防接種を受けるか否かについては、気になるアレルギーのことなども含めて、かかりつけ医に相談してみてください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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