歩行時に立ちくらみと動悸が……

2022/09/03
歩いているとき、突然立ちくらみのようになり、胸がドキドキする症状が、ここ1カ月に数回起こりました。特に体調不良などはありません。立ちくらみとドキドキは同時ですが、ごく短時間で治まります。既往症はないものの、子宮内膜症で婦人科に通っており、近く、MRI検査を受ける予定です。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
1カ月程の間に何度か、ごく短時間で治まる同じような症状が歩行時に出ているのですね。立ちくらみや動悸はさまざまな原因から起きるため、一般的な原因と対処について説明します。
いわゆる「立ちくらみ」は、血圧の制御が崩れて起きています。原因は、血液量の減少(脱水や失血による可能性)や薬、長い間、寝て安静にしていたとき、副腎の活動低下(副腎機能不全)などです。また、立ちくらみが慢性的になっている場合、最も一般的な原因は、加齢に伴う血圧調節の変化、薬、自律神経系の機能不全などがあります。
動悸は何らかの理由で心臓が普段より強く速く拍動すると、不快感をもって自覚するようになります。原因は、運動や強い感情(不安、恐怖、痛みなど)、貧血や低血圧、発熱や脱水などがあります。その他に、不整脈の結果として動悸が生じることもあります。
いずれの場合も、かかりつけ医がいるときは主治医に診てもらう必要があります。かかりつけがないときは、まず近所のクリニックなどで相談するとよいでしょう。ご相談者は、通院の婦人科に近々受診予定ということで、主治医に相談するとよいと思われます。専門科が必要な場合は、紹介してもらえると思います。


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