子宮頸部の初期病変、CINの診断法とは？

CINの診断は、細胞診、コルポスコピー、組織診で総合的に判断されます。

●一次検査

CINのスクリーニングおよび診断はまず、細胞診（子宮腟部、頸部から移行帯を含めて擦過して細胞を採取） により行われます。一次検査で異常が確認された場合は、二次検査が行われます。

●二次検査

コルポスコピーを用いて、頸部病変から組織診を行い、診断が確定されます。組織診の診断とコルポスコピー、細胞診に食い違いがあり、高度病変が否定できない場合は、診断の目的で円錐切除術が行われます。