Question

夫の死期が迫った現実を受け止められない

夫が肺がんで余命わずか。それを受け止められません。

女性/60代

2022/07/16

Answer

相談文から、とても悲痛な思いが伝わってきて、胸が痛くなりました。夫を目の当たりにするたびに、こころが張り裂けそうな思いを抱えておられることとお察しします。

夫が亡くなることを受け止められないのは無理もないことです。受け止めよう、受け止めなくてはと頭では考えても、こころが追いついていかないのではないでしょうか。今は無理に受け止めようとせず、受け止められないながらも、夫のために可能な範囲でできること、夫のためにしたいことなどに焦点をおいて考え、日々を過ごすのも1つかもしれません。先々のことを考えるとつらくなってしまうと思いますが、できるだけ「今」を大切に、意識して過ごすのがよいように思います。今できること、今したいことは何だろうと考え、行動してみてはいかがでしょう。


ただ、悲しい気持ちに押し潰されそうなときは、何をどうしたらよいのかさえ、考えられなくなってしまうことがあります。そのようなときは、1人だけで抱え込むのではなく、家族や周囲の信頼できる人をぜひ頼ってくださいね。つらい思いを言葉にしたり、ありのままの気持ちを出すことで、ほんの少しでも楽になったり、こころの整理ができることもあります。自分に近い存在の人に話すのがつらいときは、カウンセラーなどのこころの専門家に話すのもよいでしょう。どうか、1人だけで考えつづけたり、思い詰めないようにしてください。


また、現在の体調はいかがでしょうか。苦しい気持ちを抱えつづけていると、からだにも影響が生じてくることがあります。眠れなかったり、食事がとれないなど、日常生活に変化はありませんか。もし、日常生活に支障が出ている状況であれば、心療内科やメンタルクリニックなどの専門医に現状を相談することも、検討してみてくださいね。からだへの負担を軽くしてあげることも大切です。


今は苦しい現実を目の当たりにされ、受け入れがたく、ただただ、つらいばかりだとお察しします。そのような状況のときには、こころに響かない言葉かもしれませんが、時間の経過が気持ちの整理に力を貸してくれたり、こころの痛みを和らげてくれることがあります。いろいろ考えては悲しい気持ちになる毎日だと思いますが、自分のからだも大切にしながら、過ごしてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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