乳児ボツリヌス症とは?

2022/07/14
乳児ボツリヌス症のことが気になります。どのような病気ですか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
乳児ボツリヌス症は、一般的なボツリヌス食中毒とは異なり、生後1年未満の乳児がボツリヌス菌芽胞を口から摂取し、腸管内で菌が発芽・増殖することで生じた毒素によって発症します。感染経路は、ボツリヌス毒素におかされた食品や、はちみつの摂取などで、腸管内での菌の増殖は、便の検査で確認することができます。感染した場合は、便から1~2カ月ほど長期間、菌が排泄されます。
生後2週目以前の乳児の感染例は少なく、母乳(初乳)に含まれる成分が、菌の定着・増殖を抑制していると考えられています。


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